ABOUT5108とは

国産に
こだわるMade in JAPAN

5108のアクセサリーは地金をはじめ、小さなパーツやチェーンも信頼のおける国内のメーカーで製造しています。型作り、鋳造、研磨、仕上げ、最終チェックにいたるまで、すべての工程を日本国内で丁寧に手間と時間をかけてつくっています。海外の工場で安価で大量にスピード生産されるアクセサリーが多いなか、5108はこれまで工業用製品などを手がけてきた国内のメーカーで製造することで、「安全な素材」「安定した品質」「手頃な価格帯」を実現することができました。

 実際に工場ではどういった工程で5108のネックレスが作られているのか、工場の方にその生産について詳しく説明していただきました。

—まずは、工場についてお伺いしたいのですが、普段どういったものを製造されているのでしょうか?

 アクセサリー以外ですと、会社の社章などを製造しています。これも言ってみれば「会社の顔」ともいうべきものなので、かなり繊細でクォリティが求められる仕事です。最近では中国などで大量に製作するところもありますが、やはり日本の会社としてそれなりのクォリティを求めてご発注いただく会社さんが多いですね。

—製造の工程を簡単に説明いただけますでしょうか。

 工程がかなりありますので、なかなか簡単に説明するのは難しいですね(笑)。
 まずは鋳造の工程になるのですが、順番で言うと、①アクリルで原型製作 ②ワックス用シリコン型(メス型)を製作 ③ワックス原型製作(オス型) ④石膏型製作(メス型)⑤石膏型に真鍮を流し込んで、ベースが完成 ⑥仕上げ作業 になります。

 まずアクリルをレーザーカッターでカットして最初の原型を作ります。言わばたくさんつくるための「種」にあたるものです。その種を増やしていくために、このオレンジ色のシリコン型(写真右上)を作ります。そのときに鋳込むための道筋というものを考えながら作っていくんです。地味な作業ですが、実はここが熟練の技術や経験から来る勘といった「職人の腕」によってクォリティの差がいちばん出やすい工程です。

—というと?

 どの部分から真鍮を流し込んでいくかを考えながらつくらないと、全体に均等に金属が行き渡らず、形にヒズミや歪みがでてしまうんです。しかもうまく道筋を付けられていなかったとしても製品ができあがるまでわからない。この場ではうまくいってそうにみえても、うまくできてないものは仕上げのメッキをかけた時はじめてわかったりするんです。一番最初の工程なので、最後の仕上がりまでちゃんとイメージできていないと、ここでのミスが後の工程すべてに影響してしまう。ここでミスがあると、できあがったアクセサリーが全部ゴミになってしまうものですから、責任重大です。

 ただ仕上がってみないとわからないことも多いので、「まー多少歪んでてもできてしまったし、これでいきましょう」ってなる気持ちもわかる。プロの視点でいうと市場に出回っている結構高額なものでも、先端部分にちゃんと金属が入り込まずに薄くなっていたりして、おそらく最初の鋳込み口がうまくできていないな、と感じるものもあったりします。特にお店の人に指摘したりはしませんけど、個人的にはとても気になったりします。

—なるほど、非常に繊細な作業なんですね。ちなみにこの職人になられてどれくらいなんでしょうか?

 私が20年、あわせてもう一人新人を育成しているところです。

—ちゃんと技術を継承されていっているんですね。ではその後の工程を教えていただけますか?

 そのあとはできあがったシリコン型にこの緑色のワックスを流し込んでワックス原型をたくさんつくり、ツリー状につなぎ合わせて、円形の筒に石膏を流し込んで型をつくります。石膏が完全に固まったら、そこに真鍮を流し込み、できあがった真鍮のツリーから一つ一つ製品を丁寧に切り離していきます。
これらの工程も、ほとんどが手作業になるので、量産といってもボタンを押したらぽんっと商品ができるって訳にはいかないですね。一つ一つの工程に意味があって、どこかの工程がうまくいかないと完成品に影響が出てしまう。だから、どの部分も気が抜けない作業が続きますね。

—なるほど。それから仕上げの作業にはいるわけですね。

 はい。仕上げ作業は主に、「磨き」と「メッキ」の作業になります。特に磨きの作業は重要で、作業としては高速で回転するバフで研磨をして輝きを出していきます。ここでのクォリティの差は特に側面にでますね。表面はピカピカつるっとしているのに側面が少しボソボソしているようなものがあれば、それはおそらく磨きの工程を省いているものです。安かろう、悪かろうという商品はこういったところにでてしまいますね。

 はっきり言うと側面を磨くのは大変で面倒なんです。形も円形や四角であれば簡単なんですが、複雑な形状のものも多いですし。できればやりたくない(笑)。でもそれを怠ってしまうと、製品の精度にでてしまう。仕上げの工程ですし、これまでの丁寧な作業が台なしになってしまいますからね。とくにネックレスは身につけるものなので、角のエッジにも気をつかって研磨しています。

—そして最後にチェーンをつけて、パッケージングの作業ですね。

 そうですね。基本的にはそうなんですが、うちの場合はここで製品の最終チェックもおこなっています。一つ一つじっくりみて、うちの製品として問題ないクォリティなのか、熟練の職人が作業してくれています。ここでの作業は本当に細かいので、みなさん目が疲れるって言ってますね。あと肩もすごく凝る。そんな作業を毎日していただいているので、ホント頭があがりません。

 一つの製品が完成するまでには、こうしてたくさんのスタッフの方々の連携で作られている。どれか一つの工程にミスがあるだけで、製品のクォリティに影響がでる。5108のアクセサリーにはそういった職人さん一人一人の想いがこもっています。

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